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zoom RSS 不白筆記より(雪隠の事その1)

<<   作成日時 : 2007/03/18 21:04   >>

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2006.05.25

今日は、雪隠の話です。
二回に分けて、一条づつ解説いたします。


活字版

 此砂雪隠ト云事ハ 昔秀吉様の来ル時又高人ノ時ノ常ノ者の雪隠ト一所ニハ難成故ケ様ニ別ニ砂雪隠ヲ拵へ置タル事成が 左も可有事ニハ常ニモ貴人ノ時ハ別ニカリ雪隠ヲ立ル也 ケ様ノ分ケニシテ只貴人ノ行為ニシタル事と被存候 サルニ依テ今平人ノ便シル為ニハナク飾り物ノ様ニ申カト被仰候

読み下し

 この砂雪隠ということは、昔秀吉様の来る時、又高人の時の常の者の雪隠と一緒にはなし難き故、かように別に砂雪隠をこしらえおきたることなるが、さもあるべきことには常にも貴人の時は別に仮雪隠を建てるなり。 かようの訳にして、ただ貴人の行為にしたることと存ぜられそうろう。 さるによって、今、平人の便しる為にはなく、飾り物のように申すかと仰せられそうろう。

解説
 雪隠とはトイレのことです。 お寺に行きますと、「東司」と書いてある立て看板をご覧になった方がおられるかと思います。
「トンス」とか「トウス」と読みます。これもトイレの事です。
主方が東で客方が西ですから、主方のトイレは「東司」客方のトイレは「西司」となります。中国では、「トウチン」「サイチン」と読むようです。
この客方の「サイチン」が「セッチン」となり、雪隠の字が当てられたと聞きました。
雪隠にも格があり、えらい人が使うトイレを「砂雪隠」、平人が使うトイレをただの「雪隠」または、「下腹雪隠」と言います。
さて、本題に戻りましょう。
あらかたしゃべってしまいましたが、貴人、高人が使う砂雪隠は普通の人は使いませんから、飾り雪隠とも呼ばれていますが、その人たちのためには必要な物なので、ご来駕賜る時には、仮雪隠を建てるとも書かれています。
この砂雪隠、貴人が用を足す以外にも、お茶事では重要な役割があるんです。 それはまた次の条にでもお話しましょう。



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